活動④-1「現代社会における芸能の所在」

概 要

第2期 インターウィーヴ アイデンティティの揺れ 活動④-1 現代社会における芸能の所在

地域の祭礼において行われる神楽は、コミュニティにおいて重要な役割を果たしてきました。一方で、現代社会においては、神楽そのものへの関心が薄れてきているのも現実です。古くから伝わる神楽を伝承するだけでなく、新しい要素を加え、存続を続けようとする事実もあります。神楽の存在と消失の問題は、地域コミュニティにおける人々のつながりを表象するものといえます。

島根県や広島県の神楽を例に、それぞれの実態を通して、地域における伝統芸能の伝承や現在抱えている課題などについて学びます。

開催日・場所・講師

開催日 2020年11月28日(土)、29日(日)
場所 オンライン
講師 俵木悟(成城大学)
迫俊道(大阪商業大学)
三上敏視(多摩美術大美術学部非常勤講師、同大芸術人類学研究所特別研究員。「伝承音楽研究所」主宰。)
山﨑達哉(大阪大学大学院文学研究科)
ほか